■この記事を読んで解ること
・外部足場ブレース外にシートを設置する場合のメリットデメリット
・外部足場ブレース内にシートを設置する場合のメリットデメリット
外部足場シートの外内
外部足場のシート掛けをする際に、ブレース外にシートを掛ける現場とブレース内にシート掛けをする現場があります。
それぞれ実際に現場で行い、どのようなメリットがあるのかを検証しました。
結論から解説すると以下のようになります。
ブレース外にシートを掛けた場合の結果
ブレース外の場合のメリット
・施工が容易なため設置、撤去に時間・人工を要さない
デメリット
・シートひもが切れた場合、シートが現場外に飛散する可能性がある
ブレース内にシートを掛けた場合の結果
ブレース内の場合のメリット
・シートひもが切れてもシートが現場外に飛散しない
デメリット
・施工は比較的手間がかかり、時間人工を要する
シート飛散の可能性を下げることができる
結論から、シートの飛散を防止できる点に大きな違いが出ます。
風の強い現場や、パラペットより上に立ち上がる足場、部分的に風を受ける部分などはブレース内にシートを掛けることでシート飛散のリスクを下げられます。
足場のシートは防炎シートやメッシュシートなどがあります。防炎シートは特に風の影響を受けやすくシートひもが切れやすいためブレース内にシートを掛けると良いです。
足場のシートひも
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一般的に足場のシートひもはポリ素材のひもで施工します。
風圧を受けやすい場所などは長くはもちません。施工場所、環境によりさまざまですが1カ月も持たずに切れてしまうひもがあれば、3年交換せずに切れなかったひももあります。
切れやすい傾向にあるのはやはり風を受ける場所です。
足場のシート施工の検討をする場合は、シートひもの弱点となる部分はブレース内で検討することが無難です。
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